株で理解しておきたい用語


イブニング・セッション


 まずは投資するかどうかは別として、投資できる市場なのか、上場している企業でも投資できるような企業かどうか、最低限でも知識として知っておいてからどちらにしたほうがいいのを決めたほうがいいでしょう。  たいていの人は知識も何も持たずに、世間のうわさから、本などの情報源などから、またはテレビで新興国投資は危険だといっていたから、などという人が多いでしょう。ですが、これは当人が答えを出したわけではなく、周りの情報に惑わされているだけです。消費者金融の流れ、発展途上国と先進国との関係、これから世界はどう変貌していくのかなど自分の頭の中で整理して考えていく作業が必要です。他人の意見ではなく、自分の意見、考え方を確立していくことではじめて、株式投資でもやっと冷静な判断ができるようになってきます。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」、ではなくて「赤信号、渡ったらどうなるか」を考えてはじめて投資というものがどういうものかわかってくるようになります。  1980年代のアメリカは不景気のどん底でした。一方で日本は1980年後半から90年まで景気が拡大し、一時は日本のお金を集めたらアメリカ全土の土地が買えるなどといった時代がありました。結局バブル崩壊後、最近まで日本の景気は低迷していました。そんなバブル期に「赤信号、みんなで渡れば怖くない」などといって信号無視をしていた銀行やCFDは収益が低迷しました。本来は「赤信号、渡ったらどうなるか」を見ていかなければいけないのでしょうが、見た人は少人数です。  90年以降、株価指数も下がってきました。投資家の多くが損をしています。一方で90年以前に預金していた人のなかには、5-10年ものの定期預金で7-9%程度の金利を確保していたため損をせずに済んだ人という人もいました。ですが、現在はゼロ金利は終わりになっているとはいうものの、利子で増やしていける状態ではありません。  このように預金と株式投資も時代の流れとともに変わっていきます。損をしたくない人であれば株式投資ではなく、預金していったほうが懸命ですが、投資というものを知ってから決めても遅くはありません。 中国株投資でリッチマンになる方法 第24回-小泉鉄造  株式投資と預金で、どちらがいいかを考えた場合、より住宅ローンりがいい商品を買うことを検討するのは自然なことです。ですが、もともと株式投資と預金とは商品は別物で、同じ土壌で比べることができない商品であることを忘れてはいけません。預金しても金融機関では1000万円以上にならない限り、元本が保証されています。貯めたお金が1000万円以上になったら、それを他の金融機関に預けて、またゼロ円から預金できます。もし、1億円が手元にあれば、10の銀行等に分散して預けることができます。ただし、預金金利は、最近は少し上げてきましたが、けっして高くありませんので金利で増やしていくというような期待はできません。今まで貯めてきたお金を減らさないようにするのが預金です。  一方、株式市場の上場企業に投資するということは、投資した企業が成長していけば、株価も上がって配当金も増えます。自分が選んだ企業に100万円投資して、その会社が10%成長していけば、複利で計算すると10年後には259万3742円になります。一方、預金金利が1%でしたら10年間で預金金利でも10.4%増えたお金をもらえます。100万が110万4000円になります。  100万円を上場企業に投資していれば、259万3742円、片や預金金利では110万4000円です。その差額は148万9742円分。このように考えると、上場企業に投資したほうがお金は増える、ということになります。  ですが、預金と株式投資では大きな違いがあります。預金は元本が保証されているのに対し、株式投資は元本が保証されていません。投資した企業が倒産でもしたなら投資したお金はゼロになります。一方で預金であれば1000万円まで元本保証されていますので、預けた銀行等が潰れたとしても1000万円は手元に戻ってきます。  つまり、預金していた場合は一定の預金金額までは預けた人にお金が戻ってきます。これがM&Aの場合は、投資した企業が倒産すれば投資資金は戻ってきませんから、100万円でも1000万円でも、投資した金額の大きさに関係なくゼロになります。  逆に、年間平均成長率が50%の企業に投資した場合、10年後にはとんでもない数字になります。1000万円を投資して、その会社が50%成長し、株価も年率50%上がっていけば、10年後には5億7665万円にまで膨らみます。

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